2011年6月24日金曜日

第1回五島長崎国際トライアスロン大会(2011年6月19日)

6月15日水曜日、kouseiくんに依頼し、着替え、空気入れ、ケースに入れたヘルメット、シューズ、ウェットスーツ、バナナなど食料、水を宅急便で送った。

6月17日金曜日朝4時に起床。体重は68kg。6時40分には家を出た。簡単な着替えとサイコン、受付書類を詰め込んだトランジションバッグを背中に背負い、自転車を梱包したケースをゴロゴロ押して、早朝の電車で出島まで。フェリー乗り場まで行く間も小雨が降っていた。奇数日の朝第一便は新しい「万葉」の予定だったはずだが、古い「つばき」だったのでがっかりした。海は多少波があり船は揺れた。kouseiくんと話したり眠ったりして3時間30分後に福江港に到着。着いたらすぐに「うま亭」にてアジのみりん干し定食を食べたが、二匹はちょっと多かった。kouseiくんは焼きサバだった。その後、三國にチェックインし自転車を組んだ。それから、文化会館まで歩いて行って受付を済ます。参加人数が以前の半分のせいか、人出が少なく、出店も少なく、何か寂しい印象だった。何も予定がなかったので、kouseiくんに誘われるまま、ランコースのバイクでの試走に出かけた。約1時間かけて回り、16時からの説明会に参加。真くんに遭遇。やっと到着したばかりの感じだった。17時には終了し、一旦宿へ戻り、18時位から食事。3月にも訪れた心誠で食事をとった。その後、ラウンジに行って宿へ。




6月18日土曜日寝不足な感じで4時30分起床した。シャワーを浴びて、ごろごろして、7時に朝食。外は雨。かなり降っていた。レンタカーを借りて、7時20分頃出発、7時45分頃、富江港に到着。雨はひどく、それでも試泳する人も多かった。少し小降りになったが、この日は結局泳がなかった。トーンダウンしながら、福江に戻り、12時40分頃、バイク、ランバッグを預託した後、昼食は「うつみ」で辛チャンポン、チャーハンセットを食べた。午後はビニールとテープを購入して、再び富江港に向かい、雨の中、海に隣接したトランジションエリアに放置してあるバイクにカバーを掛けに行った。夕方、S介くんと合流し、18時過ぎに夕食を一緒に食べた。アルコールは抜き。その後、19時には宿に戻り、風呂に入り、20時には床に就いたが、眠れず。眠ろうとしてもそのまま眠れず、ようやく1時30分頃うとうとしたが、3時30分にはまた目が覚めた。「ああ、この睡眠時間では駄目だ。」と思ったがとき既に遅し。4時10分に、kouseiくん、S介くんと近くのほか弁に朝食を取りに向かったが、全く食欲なく、ほとんど入らず。




6月19日日曜日、とうとうほとんど眠っていないまま、5時10分頃、kouseiくんの運転で、俊介くんと3人で富江港に向かうことになった。雨はまだ降り続いていた。バイクバッグを所定の位置にかけ、バイクを押して行きメイストームの大西さんに見ていただいた。時間ギリギリにウェットスーツに着替えて、スイムバッグを預けた。今回はトライスーツは中に着こまず、裸に直にウェットスーツを着た。水温は19度7分でやや低め。気分も低め。寝不足で頭はくらくら。DNSもかなり考えたが、ひとまず水には浸かってみようと決心した。5分ほど試泳したら、ちょっと寒気がした。どうやら体温が低めでまだ身体のwarm upも出来ていないらしい。スタート地点にもどってきてしばらくすると、やがて6時45分となり入水が始まった。kouseiくんと共に入水。エリートやエイジグループの後方につく。ほとんど最後尾。7時スタートのラッパがなる。

だらだらと1600mほど泳いでみたが調子出ず、寒気と気管支狭窄したような咳が出てきたのでDNFを決めた。手を上げて「やめまーす」とライフセーバーに伝えた。岸まで連れていってもらい、38度前後のお湯のお風呂につかり温まった。ここでやめたらバイクはどうなりますか?と尋ねると、「帰りは自走です。」とのお返事。それならと調子がでないながらも、そのままスキップ制度でバイクから開始することにした。着替えを済ませ、DNF、スイムスキップしたみなさんが8時25分頃にバイクスタートするのを見送り、こちらは20分ほど待ってkouseiくんがスイムアップするまで待ち、自分はもうすでにスイムを途中でやめてスキップしたことを伝えた。その後、8時45分過ぎ頃バイクスタートした。

とりあえず福江まで帰るか、それともエイドに預けたボトル入りのスペシャルバッグを受け取ろう程度に思っていたので、バイク用のフル装備をし、シューズカバー、ウインドブレーカーまで着こみ、(なのにグローブは忘れ)出発した。全くとばしてないのに調子はやはり一向に上がらず、むしろ息苦しくなってしまった。咳もまだ出る。「ウインドブレーカーは腕にぴったりくっつき皮膚呼吸でも妨げているのだろうか、まさかな? 蛙じゃあるまいし」など考えながら、二本楠に向かったが、ずっときつかった。玉之浦抜ける辺りでkouseiくんに追いつかれた。その後、ようやく荒川温泉近くのエイドにたどり着き排尿し、後ろポッケに忍ばせていたジェル2本、バー1個を平らげるとなんだか元気が戻ってきた。とりあえず回れそうな感じがしてきたので、スペシャルバッグはまだ受け取らず、2周目にもらうことにして再出発した。ウインドブレーカーは脱いでバックポケットにしまいこんだ。





腹もいっぱいになり栄養が回り始め少し元気になったが、睡眠不足であるし、路面コンディションは極めて悪いのでブレーキミスをしないよう曲がり角では十分減速しながら周回を続けた。三井楽の辺りで、後方から今回優勝のかぼすくんが抜いていったのでちょっとだけ挨拶した。彼はもう2周目だ。こちらもようやく2周目に入り腕に青の輪っかをもらい、再びエイドへ。15分ほど休んでゆっくり昼食をとった。おにぎり2個、ジェル3本、バナナ2本。摂り過ぎなのは分かっていたがやめるつもりだったので荷物を減らしとこうと思った。ボトルを1本追加し結局3本のボトルを持って再出発。2週目は岐宿の辺りだったろうか、これまたかぼすチームの真くんが3周目を終えパスして行った。







こちらは黄色の輪っかをもらい、ようやく3周目。一杯食べたせいか元気が出てきた。きっと1, 2, 3週目と尻上がりにタイムが上がったようだった。天候も雨足は弱まってきていた。寝不足で疲れているのを忘れないよう気をつけながら走った。3週目の赤い腕輪っかをもらい、二本楠から左折し例の水車小屋を抜け福江に戻った。市内の川沿いの道でようやくkouseiくんに追いついた。

結局、バイクパートは175.5m、7時間12分、移動時間6時間57分、平均時速24.3km/h、平均移動速度25.2km/hで終了。







脚は疲れていたが、なんとか走れそうな感じだった。雨でかなりふやけていたが、雑巾で拭いて、5本指ソックスに履き替えて、kouseiくんには着替えで追いつかれ、16時20分前後によろよろスタート。距離稼ぎの空港回りはちょっと登りもあり、先を行くkouseiくんとの差は広がるばかり。どうせDNFだから結果は伴わないが時間内完走を目指して続けることにした。最初は7分/km、徐々に落ちて8分/km、9分/km、10分/kmとなり、まるで歩くようなペースとなったが、なんとか止まらず継続し、24km走ったところで反射板の腕輪をもらい、2周目。またまたラン用スペシャルバッグをもらい、おにぎり1個とジェルを摂取しパンは捨てた。ごまかし、ごまかしランを続け、ちょっと遅れ気味になって、時間的に完走も危うくなったので、30km位からはペースを8分/kmに戻し、38kmまで走った。なんとか間に合いそうな時間になった。そのまま40km、41kmと進んだがペースを上げることができたのは、最後の500m程度だった。21:44頃ゴール。ランタイムは5時間30分くらいか? なぜかFR310XTのログが壊れていた。不思議とGPSは残り、記録は一部してあるようだ。おまけにバイクログでも前日土曜日に使用した別のハートレートモニターの設定を戻し忘れていて行程の半分以上心拍ないし。

S介くんは11時間53分、kouseiくんは13時間35分で無事完走。






写真 Picasa Photo

Garmin Bike Log Edge800


結果はDNF。これは仕方ない。大きな主原因は前日の寝不足。小さな原因としてはスイム練習不足、ラン練習不足、心肺機能の鍛錬不足がある。更に、レース中の食事摂取し過ぎ。初となる長距離ロングトラに対する不安感からくる食べ物、飲み物の持ち過ぎ、余分な衣服着過ぎ。

左膝は幸い少し腫れたくらいにとどまり、腰、大腿の筋肉痛も最低限程度で日常生活にはさほど支障なかった。ただ、ふやけた足で走ったので右母趾の爪は爪下出血。これはまた直に剥げそうだ。

完走率は72%程度だったときく。スイムをきちんとこなしていればと思うが、あの時点ではやはり無理だったと今でも思う。

ロングのトライアスロンに出る人たちだけあって、参加するみなさん全てがよく鍛えてここにやってきたのが観ただけでわかった。今までの大会とはかなり趣を異にした。次回への反省点は、前日、飲酒しない場合、短時間作用性の睡眠薬を持参した方がよいなということと、天候次第でボトルは減らす必要があること、また、食べ物はそれほど準備しておかなくても十分まかなえることがわかった。また衣服も最低限とすべきであり、極力シンプルにすべきであると思った。どれだけ無駄なものを省いて単純化できるかというのがかなり大事なようだ。すべてを打ち捨てるのではないが、必要で十分なものだけを厳選して準備できるようにしないといけない。それも天候によって異なることを学んだ。DNFしたけど自分にとっては実りの多い大会だったと思う。

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