2012年6月22日金曜日

第二回五島国際トライアスロン大会(2012年6月17日 父の日)BIKE & RUN part

BIKE乗車は午前8時33分。

kouseiくんの方が着替えがやや早く10数メートル先にスタートしていた。

一旦前に出て富江を回ったがその後、県道49号線を北上する登りでkouseiくんが前に出た。

約30m位後方から追った。

今回は前にボトルを装着しているのでたやすく水分補給できた。

ジョミを5本、乾燥梅を4個ほど入れていた。

25km毎にジョミ1本を摂取する予定。

瀬戸の第一エイド(20km)では水のボトルを1本もらいサドル後方のボトルケージへ。半分に切ったバナナも受け取り走りながら食べた。

今回は脚を残しながらも時間は速く行く作戦にし、クランクは53/39、スプロケットは12-27にした。

登りは軽くクルクル回してややゆっくりめに登った。

kouseiくんはバイクの下りが特に速いのでときどき見えなくなったりまた背中が見えたりの繰り返しで二本楠に抜けた。(34km)

水車小屋前を左に廻り、二本楠交差点で左折。

玉之浦までの海岸沿いの折り返し区間ではS介くんやK太郎くんなどとすれ違い、顔を観ることができた。玉之浦の大宝エイド(46km)でkouseiくんに追いついた。

kouseiくんが減速してボトルなど補給している時に前後が入れ替わった。

大宝で折り返した後は玉之浦を北上しアップダウンを走り荒川エイド(57km)ではオレンジをもらった。

高浜海水浴場脇を通り貝津交差点エイド(69km)を右へ。

いくつかの登りのある区間だったろうか、このころS山さんが追いぬいていった。

三井楽を抜ける頃、池形さんのファミリーが沿道で応援して写真を撮ってくれた。

岐宿のエイド(81km)ではスペシャルエイドを置いていたが一周目は取らなかった。

右折し南へ。比較的長い直線が続き、風もなかったので調子よく漕いでいった。

二本楠交差点を右車線で通過し二週目へ。(90km)

玉之浦の大宝エイド(102km)で補給。

スポーツドリンクとバナナ半切れをもらった。再度西側玉之浦のアップダウンを軽めのギアでこなしつつ、平坦部、下りをしっかり漕いだ。

荒川のエイド(113km)で水ボトルをもらったが、登りで後方に二本目のプラス500gの重さを感じたので、少しだけ飲んで中身を捨てた。

貝津交差点エイド(125km)ではボトルを落としてしまって小さな子どもが拾ってくれたようだった。オレンジももらいそこねた。


いつもなら一番調子の出るはずの北側の三井楽区間で、栄養不足と疲れのため脚が回らなくなってきた。

いつも100km-120km位でそうなるので、来たかと言う感じ。

しかし、今回は丁度岐宿の137km地点のエイドがスペシャルエイド地点に当たっていたため、そこにドリンク、飴、ジェルを置いてある。そのエイドまで数キロ我慢して頑張ってから一旦停まり、シークワーサージュース、ジェルを補給した。

ジョミを4本、乾燥梅を4個バッグ内に補充した。(結局トータルでは、ジョミは6本、乾燥梅3個消費)

そうしていると後方からT中さんが停まらず抜いていったので、飴を口に放りこみ再出発し追いつき挨拶した。

前周回時には岐宿前に居た池形さんファミリーの姿は見えなくなっていた。

きっと先頭グループをとらえるため、バイクゴール、ラントランジション地点に移動したんだろうなと考えながら右折し、栄養の補充も済んだので二本楠交差点へ向け再び脚を回し始めた。

二周目で左折する二本楠交差点の左側テントにはイワイ社長さんが座っていて、応援してもらって力をもらった。

水車小屋前を抜け山道へ。下りへ入り街中に戻ってきた。

今回のコースは街を前に一旦南へ折れ、瀬戸のエイド(157km)を過ぎ、北へ左折。

そして再び北上し中央公園まで走り、ここからU-ターンして同じ道を南へ折り返し、また左折。

夕やけマラソンコースを走って市内へ戻るルート。

最後の瀬戸エイドでは欲張って、スポーツドリンクと水の二本のボトルをもらった。

折り返しではS介くんの顔を見ることができた。

kouseiくんの顔を探したが見当たらなかった。大丈夫かなと少し心配した。

やがて城が見えてきて右折し外堀公園前で降車。

ボランティアの中学生にバイクを預けた。手元の時計ではバイク乗車時間は6時間7分くらい。上出来だった。


バイクタイムはトランジション込みだと、6時間17分22秒、92位(スプリット7時間43分49秒、115位)。

kousei君は補給食を持っていないのがひびいて6時間47分53秒、217位(スプリット8時間14分5秒、217位)。

S介くんは6時間10分13秒、70位(スプリット7時間35分06秒、91位)。
「ゆっくり廻った」というくらい調子悪いのにタイムは十分速い。

着替えテントまで走りもたもた着替えているとアナウンスでK太郎くんの名前を呼んでいた。

きっとすれ違いにテントを出ていったのだろう。テントの中には一緒に居たのかも。

五本指靴下はいつものミズノと間違えてアディダスのを持ってきてしまっていた。こちらは小さくてよく合わない。ゼッケンベルトを後ろから前に回した。

ラントランジットのときに、ジェルを1本摂った。7km毎にジョミ1本を摂る予定にして、最初は4km地点手前でとって、以後行き帰りの中間位で1本ずつ摂取した。最後の復路の10kmではもう摂らなかった。(トータルランで5本消費)というより水分でお腹が冷えすぎてものを摂れなかった。

二周終了時スペシャルエイドをもらってPowerGelを1個とった。

最後の辺りで出た温かい緑茶が最高に美味かった。

乾燥梅もたくさんもっていたが梅干はかなり置いてあり持っていく必要なかった。

14時43分にランスタート。ランはいつもの通り全く脚が回らなかった。

6分台で入り20kmまではなんとか我慢した。

しかし1周目は気力的に、2周目は体力的にかなりきつかった。

二周目入る前くらいからまた右母趾の爪下出血も起こして痛みが出た。

ただ、今回のコースは同じ7kmの往復14kmコースを3周するため、トップの人たちとも何度もすれ違うことになる。

これがよかった。周りを走るみんなの顔、知り合いの顔や走り、歩きを見ながらみんなキツイんだから一緒に頑張ろうという気持ちになった。

また2週目の往路のとき、車椅子の少年が母親と共に出てきてくれてタッチしてくれた。かなりの元気をもらった。ありがとう。

3周目になるとあと一周ではあるが脚はもう終わっていて、7分台まで落ちていき、中盤から最後は8分台も見えつつの7分台。

最後の1kmだけ6分くらいに戻してゴール直前に、抜いていった人がテープを切ったので、少し待って再びゴールテープが張られてからゴールラインへ飛び込んだ。最後だけ笑顔が出た。

ランラップは4時間52分21秒、252位。
総合、12時間36分10秒、159位。男子150位、年齢別25位。

目標の目安の一つだった日の入りの時間、薄暮の中、ゴールした。

kouseiくんは、流石に得意のランラップで順位をあげて盛り返した。ランラップ4時間41分33秒、208位。
総合、12時間55分38秒、200位。男子190位、年齢別17位。

S介くんは、ランラップ4時間36分42秒、189位。
総合、12時間11分48秒、123位。男子119位、年齢別33位。
「出るのをやめようか」と言っていた位なのにしっかり普通に完走していた。
(でも、きっとタイムに満足しているはずがない)

チームバイキング長崎のみんなは、女子トップの東夏海選手を筆頭にみなよい成績だった。

Y村さん、Yないさんのガッツポーズに元気づけられ、Tちさんの笑顔には驚いた。

福岡のT尾さんもすれ違う度に頑張って手を振って応援してくれていたが、なんとBタイプ女子3位。これにもかなり驚いた。

念願の完走は成ったが、不思議と「やっつけた感」というものはゴールした時にも感じなかったし、未だにない。

むしろ、kouseiくんをはじめ周りの友人、仲間、バイキング長崎のみんな、福岡のトライアスロン仲間や、家族、五島の人たち、天候、運など全てに感謝した。年寄りになったのかもしれない。

kouseiくんは、今回始める前に「来年はやめとこうかな」ともらしていたので、今年が最後のつもりでいたけど、終わってみると「来年も絶対出る!」そうだ。

仕方がない。また長い一年が始まりそうだ。

BIKE (FR910XT)

BIKE (Edge500)

RUN (FR910XT)

その他の写真

ゴールシーンはイワイスポーツサイクルの社長さんが撮影して下さった。ありがとうございました。

(2013年3月1日追記)シャワーを浴びたあとは小雨の降る中、宿の近くにある居酒屋「さだ吉」までkouseiくんと一緒にぼちぼち歩いて行った。刺身などつまんで一杯やって楽しんだ。つい先月そこのご主人が他界されたときいた。お悔やみ申し上げます。

0 件のコメント:

コメントを投稿


ジオターゲティング