2013年7月23日火曜日

第一回霧島・えびの高原エクストリームトレイル(2013年7月21日)

7月19日金曜日は仕事が終わって夕方参議院選挙の期日前投票に行った。その後、同僚と陽龍へ。 7月20日土曜日午前中仕事して昼過ぎから車で高速を使って鹿児島まで移動した。北熊本SAでステーキカレーを食べて横川インターで降りて給油して約4時間の行程で霧島温泉、霧島観光ホテルへ到着。  チェックインを済ませて風呂と夕食の時間を決めた。16時過ぎ受付会場へ急いだ。16時30分頃えびの高原キャンプ村に到着。ゼッケンをもらいホテルへ戻った。Facebookで確認するとナイトライダー氏は15時には受付を済ませているようだった。 17時過ぎから入浴し近くのコンビニ「サンクス」までおにぎりを2個買いに行った。18時から夕食。 黒豚しゃぶしゃぶ、牛ステーキ、ビーフシチュー、刺身など盛りだくさんで腹一杯になった。ビール一杯と日本酒一合ほど飲んで21時30分頃には就眠。3時起床。興奮しているのか1時間毎に目が覚めた。 おにぎり一個を食べて歯磨き、軽量化。トライアスロン用袖無しジャージ上下、UVカットアームカバー、2XUのふくらはぎサポーター、五本指ソックス、サンバイザーとした。(ふくらはぎサポーターはシリコンゴムが当たったところの右下腿に水泡が出来た) 装備は500mlボトル3本(1.5L水必携の指示)、ジョミ11本(6-7本使用)、スポーツ羊羹2本、普通羊羹1本(余)、小梅5パック(2パック使用、小4個)、SAVAS1袋、パワーバー2個(1個余)、パワージェル1個(余)、リンゴジェル1個、バナナジェル2個。結構重くなった。これに携帯、Edge800(忘れていて使用せず。ゴール6km手前で気づいた。)、保険証、絆創膏、消毒薬。(必携指示) 最初は3時30分発のシャトルバスに乗るつもりだったら同じ宿に宿泊していたナイトライダー氏の車に同乗させて頂けることになった。4時過ぎに出発。4時30分頃には到着。パトカーが出ていて片側車線を優先使用出来るようになっていた。 まだ薄暗い中、携行水分1.5Lの事前チェックがあった。きちんと準備しておいてよかったが最初の1区間はまだ陽も登っておらず不要であった。スタートラインに順次整列し5時きっかりにスタート。まだまだ暗い中を下って行く。 しばらくアスファルトの道を下り約2kmほど降りたところで山道の下りに入った。結構な斜度で滑る斜面をみんなかなりなスピードで下っていったが怖いのでゆっくり降りた。5kmくらいのところで一人転倒され両足首をねんざされたようだった。 その後、再びアスファルトに出て下っていったがここらでナイトライダー氏と合流。やがて砂利道の登りへ。ここでナイトライダー氏はしばらく歩いていたので少し離れた。下りもしっかり走り13.3km地点の給水所ウォーターステーションへ。三本のうち一本余ったので一本のみ給水で二本体制とし以前なんかの大会のおまけでもらったSAVASを片方に溶かした。 そこからしばらく登ったあとかなり長い下りを走りA1エイドステーション25.5km地点へ到着。給水二本分、少量のファンタオレンジ、スイカ、グレープフルーツをもらった。なんだこんなもんかと思っていたらそこから強烈な階段で競技再開。 何百段か登りきったと思ったら今度は山の中の斜度のきつい登りが続いた。手間取っていたらナイトライダー氏が追いついてその後の下りで抜いて消えて行った。きつい下りもゆっくり降りた。ようやく走れそうな広さの道に出るといつもペース。それでももうナイトライダー氏は見えなかった。 今度は山の中のせまい崩れそうな幅50cm足らずの道やぬかるみを走り、伸びる木の根にひっかりそうになったり、突き出た岩や倒木に脚をとられそうになりながら、一度はすんでのところで転ぶ寸前まで行きながらなんとか持ちこたえて走った。かなり登ってようやくえびの高原キャンプに入ったかと思ったらまたそこから更に遠回りして登り。これが結構堪えたし道を間違えたかと思った。たまたま遭遇した3人と共に同行した。 見晴らしのよいところまで登ってそこから更にかなり下ってようやくスタート地点であるA2ステーション35.5km地点に到着したときは多分10時30分位だった。再スタートを切るナイトライダー氏と遭遇。やめようやめようと思ってたどり着いたのだがナイトライダー氏のにこやかに出て行くご尊顔を見ると午後も走らないわけにはいかないなと仕方なく決心がついた。 水分をまた二本分もらい、スイカを食べて小用を済ましてから10時40分過ぎ頃だったか再スタート。昼過ぎて暑い日差しの中をぐだぐだで硫黄山に登り降りづらい歩幅の階段を下る。 立派な国道があるのにそのわずか1m内側の走りづらい林道に誘導される。「なんでこんな綺麗な道の脇のでこぼこ道を走らんといかんとか?」と不思議に思ったが「そうかこれはトレイルランの大会であった!」ということをはたと思い出した。 また山奥に入り泣きたくなるような下りが続いた。いつの間にか910XTのストップボタンを押してしまったらしく記録が停まっているのに気づいて再スタートボタンを押したが30分程度、2-3kmくらい記録が飛んでいた。腹が減ったのでこれまた以前の大会でもらって賞味期限が1年以上過ぎたパワーバー(ココナッツ味)を開けて初めて食べてみたが意外と美味しかった。 ようやく砂利道の走れる区間に入ったので走り始めたが7分台で維持がせいぜいだった。このころ42.2kmを超えたが一応なんとか走行可能。A3ステーション白鳥温泉50.5km地点ではバナナ1本と給水二本行った。あと10km足らずだと思ってなめたらこれが大間違いだった。 昼の13-15時は最も暑いとわかっていはいたが平地の距離感との違いを思い知ることになった。狭い山道をほぼ単独走(歩)となり停まっていたFR910XTが距離の信頼性もなくなり、後3kmと思った地点でボランティアスタッフに聞くとあと5.8kmといわれ落ち込んだ。後3kmと思ってまた聞いたら3km強というし、しばらく走った(歩いた)後1kmかと思ってきくとまた3kmと言われた。 もう随分前から水も底をつき完全に空っぽ。やはり1.5Lは必須だったと思い知っても後の祭り。エイドも販売機も水汲み場も皆無。最後の最後と思ってキャンプ場近くで聞いても後1.9kmくらいといわれた。喉の乾きをごまかすために最後のスポーツ羊羹をかじりながら歩いた。ようやくキャンプ村そばに出てきて走り始めたら先にゴールしていたナイトライダー氏が出迎えてくれた。 走っているつもりでも早歩きのペースで最後のふんばり。tkhkが出迎えてくれたので最後だけ笑顔が出た。一緒にジャンプしてゴール。11時間17分26秒。96位/207、70位/132(30-49男子)。 足湯で汚れた脚を洗い車内で着替えのみして速攻で退散。山江SAでダブルロースカツ丼を食べて21時30分頃、帰宅。入浴して洗濯して飲酒せず眠った。 早歩きで山を観ながらハイキングするくらいの軽い気持ちで応募出走したのは間違いであった。山道の60km、獲得標高3000m超えの霧島・えびの高原エクストリームトレイルはエクストリームツカレルであった。

FR910XT LOG途中記録欠落あり

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