2011年7月26日火曜日

第13回サイクルマラソン阿蘇望(2011年7月24日)






2008年の阿蘇望以来、雨で短縮コースの2009年、口蹄疫で中止の2010年を経て、3年ぶりのフル開催となる第13回サイクルマラソン阿蘇望に参加した。

前日は午前8時頃には家を出て国道34号線を通り島原まで。12時05分島原外港発の熊本行きオーシャンフェリーに乗り有明海を渡った。熊本では土橋塾指定食堂であるインド食堂に趣き、ノンベジタリアンカリー(ひき肉とひよこ豆のカリー)を頂いた。県道28号線を通って、15時過ぎには南阿蘇に到着。アスペクタで事前受付を済ませ、グリーンピア南阿蘇にチェックインした。夜は、地ビールと赤ワインを空けて就眠。寝るのが早すぎて夜中の1時30分に目が覚めた。ごろごろして、結局5時から6時過ぎまでまた眠って6時40分頃起床。温泉につかって朝食をとり、トイレ2回。8時過ぎにチェックアウトしてアスペクタに向かった。

マシンを何にするか迷った。MTBは今回は避けた。カーボンホイールのOrduの方が軽く登りには有利だろうが、前回との比較も含め、Orcaで出場することにした。リアも前回と同様12-27に付け替えた。

まだ誰も見かけなかったが、うろついていると、インド食堂のM本旦那に遭遇。しばらく経過して、ようやくbb1さん、ナイトライダーさんに遭遇。S介さんも遭遇。紹介したりしていたら、やっとkouseiくんがやってきた。きっと飲み過ぎたんだろう。(今回数枚の写真にやたらとキレがあるのはbb1さんがPENTAX K-7で撮ってくれたから。bb1さんありがとうございました。)

長い開会式があって、スタートは9時から50人ずつ。しかも3分毎に。結局、ひとつ前のグループでフライングスタートしたが、出発は9時11分だった。S介さんは9時20分過ぎ、kouseiくんは9時40分くらいだったらしい。






今年のコースは、最初が時計回り、後半が反時計回りであり、3年前の午前の分が逆回りのコースである。最初の峠は標高430mから、1163mまでの26kmの登り。まだ元気もあるしそこそこ登れるのだが後を考えて力を蓄え残し残しで登った。ボトルは750mlと500mlの二本持ちで行ったがこの一つ目の山だけは全て飲み干した。以後は1本ずつ余る状態だった。

頂上近くではなんと2010年の国東でもみたベルギー悪魔おじさん(結構若そうだったが)に遭遇。「国東でも見ましたよー、マンションの上で」と声かけた。返事は「マジすか?」と日本語だった。




しばらく下ると第一エイド。ちらっと、ナイトライダーさん、ミヤモッチさん(玉名から自走。この日3回俵山に登る。)、Daijyaman kkさんに遭遇したが、彼らはあっという間にスタート。水を入れてもらったり、バナナを食べたりしているとS介さんが追いついてきた。なんと速い到着。平坦区間の数キロはしばらく一緒に走ったが、登りになると置いていかれた。

第二峠は標高581mから913mまでの23kmの箱石峠。ここを抜けるとあとはほとんど下りで、久木野まで戻って昼食。しかし、3年前と違うのは、昼食会場が「くぎのの郷」ではなくまたアスペクタまで登らないといけないところ。ここが結構堪えて軽い半ハンガーノック状態だった。




昼食会場で、Daijyamanグループ3名と、bb1さん、S介さんと談笑しながら食べた。休み時間は48分。スタートしようとしたらフロントタイヤがパンクしておりチューブ交換。

kouseiくんと共に午後の部に13時10分頃出発。地蔵峠を登る。相変わらずツラい登りだった。登りきったところのエイドで汗だくのkouseiくんは頭から水をかけてもらっていた。下りはkouseiくんがグングン飛ばすのでなんとか着いていって、最高速は67km/hに達した。kouseiくんは70km/hが出たと言っていた。









最終エイドでコーラを補給し俵山へ。ここを下ってようやくDaijyamanグループの背中がみえた。少しだけ引っ張るつもりで前に出た。最大瞬間速度は54km/h位を記録したのだが、あっという間に追いつかれ最後のアスペクタ登りでちぎられた。S介さんはタイヤバーストでサポートを受けたらしいが、なんとかスペアタイヤを仕入れて走行再開していて、この最後の平坦区間で40km/h台のスピードで抜いていった。

ゴール後、トマトをもらって食べていると、kouseiくんもすぐに到着。みんな疲れていたがなんとなく清々しい感じもしたような・・・

Time: 06:55:39
Moving Time: 05:44:52
Avg Speed: 17.6 km/h
Avg Moving Speed: 21.2 km/h
Max Speed: 66.7 km/h

Distance: 121.67 km
Elevation Gain: 2,689 m

Avg HR: 137 bpm
Max HR: 170 bpm

Avg Bike Cadence: 67 rpm
Max Bike Cadence: 194 rpm




フェリーの時間もあるので早々に退散することにして、瑠璃という温泉場で汗を流し、17時に出発。18時30分に熊本新港に到着した、ちょうど最後のオーシャンフェリーが出港するところだった。九商フェリーに乗って20時10分頃、島原外港に到着。広域農道を通って、矢上を抜け、21時20分頃長崎到着。22時からkouseiくんと食事して軽く呑んで、23時30分頃就眠した。お互い五島よりきつかったねと話したのが印象的だった。ナイトライダー氏は「来年はもういいや」と言っていたが、継続こそ力なれ。やめればそれまでよ。来年も出るか?

その他の写真

Edge 800 LOG

2011年7月19日火曜日

第19回長崎西海トライアスロン(2011年7月17日 日曜日)





7月16日土曜日は11時過ぎにkouseiくんと待ち合わせしてbikeをspikeに積込み、お昼はマレーシア料理Malayaでレッドカリー大盛りを食べた。支払いを済ませて出るときに、DHバーを装着したバイク乗りと遭遇。50歳代に見えるその方はそれからMalayaに入店するところであったが、どうみても今から大島に自走で向かう感じだった。


12時30分くらいに出発し、小江原を越えて式見から外海を通って大島には14時20分頃到着した。昨年と同じく大島中学校体育館が受付会場だった。奥の公民館横の駐車場に停めてから、バイクを降ろし、受付

及び車検を済ませた。浮世親父さんや、ざぼん、K太郎くんなどには会えなかった。そのまま長崎へ戻った。


自宅で寝る準備をしているとkouseiくんからメールが。なんと浮世大将が受付でトラブル。大将が仕事のため夕方の説明会に出られない旨、説明したらゼッケンももらえず受付出来ず、帰宅したとのこと。ああ!なんてことだ。


夜は、結局12時過ぎ頃就眠。朝5時からめざましなるも、止め続けようやく6時前に起床。kouseiくんにメールを入れ、荷物を積込み6時20分頃、合流。バイパスを使って、大島には7時20分頃到着した。ファミリーマート裏の駐車場に案内され、バイクの準備。その前にファミリーマートで大を済ませた。


8時前にはナンバリングが済み、キッズのスタートなど観つつ応援しつつ、ウェットの準備などしていると、イワイ社長に遭遇。ボトルを忘れていたので2本都合していただいた。(1700円ツケ)この暑さでボトルなしはツラい。というか完走不可能。タニグチ若、K太郎くん、ざぼんさんにも遭遇。挨拶して記念写真など撮った。


8時40分過ぎころ、招集がかかり、整列。8時50分には入水。9時にスタート。今回はタイム申告の際、少しサバよんで29分/1.5kmと書いたもんだから第一ウェーブだった。(本当は33-34分)


今回のスイムはバトルの中でもかなり余裕あった。それなりにマイペースで泳ぎ、蛇行はあったようだが、泳ぎ自体は終始安定していた。ただし最初は第一ウェーブの白キャップのバトル、それが終わってしばらく静かだと思っていたら、第二ウェーブの女子エリートのオレンジキャップのバトルに巻き込まれた。結局、34分08秒/1.5km、スイムパート91位でスイムアップ。浮いた右足爪は絆創膏を貼って望んだが、スイムアップしたときには既に外れていた。その後、バイク、ランは初めて靴下なしで裸足のままシューズを履いた。


バイクは、今回はリアに1080を装着したOrduで参加。クソ暑い中を、イワイ社長から都合つけていただいたボトル2本分フルに給水しながらとばさずマイペースで走った。kouseiくんからもらった乾燥梅3個を食べた。

相変わらずアップダウンがあり、コース幅も狭いところが多いので、TTバイクの利点を生かせる箇所は、スタート直後から南西方向の一箇所と、ゴール間際の一箇所位。結果、1時間14分38秒/40km、バイクパート69位、スプリット75位。

サイコンは途中で気づいてスタートにしたのでやや短めだし、コース自体40kmに足らないようだ。









最後のランは、暑いし、練習不足だし、右爪浮いているしで、5分40~50秒/kmペースでだらだらと走る。橋の上でかなり拔かれた。橋の上から見る両側の海、景色はとてもよかったが、かなり暑かった。また距離稼ぎのための迂回コースが3箇所あり、こちらもかなりのアップダウンがあった。途中二回目のエイドで一回だけバナナをもらって食べたが直後から右脇腹が痛んだ。食べなきゃよかった。4箇所ほどあったエイド毎に冷水スポンジ、氷入り水のお世話になりながら、1時間00分23秒/10km、ランパート119位でフィニッシュ。


総合成績は、2時間49分09秒、88位、男子84位/199、年齢別33位。

(Swim: 34分08秒 91位、Bike: 1時間14分38秒 69位、スプリット75位、Run: 1時間00分23秒 119位)


kouseiくんは、2時間48分08秒、84位、男子80位/199、年齢別30位。

(Swim: 38分19秒 156位、Bike: 1時間16分17秒 85位、スプリット106位、Run: 53分32秒 57位)


今回ざぼんさんは調子出ず、3時間29分01秒、210位、女子21位/24、年齢別5位。

(Swim: 42分09秒 192位、Bike: 1時間35分28秒 211位、スプリット212位、Run: 1時間11分24秒 195位)


ようやくタイム的には恥ずかしくないくらいになってきたけど、昨年が2時間50分06秒だったから1分短縮のみ。コースが変わったとはいえ、ちょっと情けない。スイムは限界に近いから、バイク、ランでそれぞれ5分ずつ短縮が必要。できれば10分ずつ短縮したいところ。それくらいが限界だろう。


夕方には長崎に戻り、19時からK太郎くん家族と新地の中華街(会楽園)で楽しく賑やかな宴会開いた。


浮世大将とのトライアスロン三つ巴決戦は残念ながら次回以降に持ち越された。







swim, bike, runの3枚の写真は福岡のイベント写真販売Taketo4から購入した。WEB用で一枚1000円ちょっと。もう少し安いと良いな。500円とか。






2011年7月11日月曜日

第3回西海九十九島OWS大会結果到着(2011年7月10日)


2.5km
コース図


















800m
コース図









第3回九十九島OWS大会結果が郵送で到着した。山形県や茨城県からの参加もあり、参加年齢層は9歳から85歳で、総勢330名あまりの参加だったそうだ。結果は53分55秒/2.5km。まあ予想通りのタイムだった。男子92位/128人。

※スイミングクラブとして記載がある土橋塾:各部員が個別活動しているらしい土橋塾水泳部門。部長がSuzy師匠であるのは明確なのだが、誰がメンバーとして所属しているのかは定かではない。

昨日の日曜日は快晴で良い天気だったので、午後から長崎市民プールに行って流水プールに浸かって涼をとった。早朝はガレージで、Orcaの整備とタイヤ交換、夕方はOrduの整備、清掃をした。完全休息日。

2011年7月7日木曜日

Garmin Forerunner 610

先週金曜日の夜、kouseiくんと俊介くんと飲んでいたとき、話題が出ていたがそのアイテムは既に注文済みだった。そして昨日それは届いた。Garmin Forerunner 610。


重さは310XTと同じだが本体の大きさ、厚さがぐっと小さくなり、またデザインが普通のデジタル時計っぽくなったので普段使いもできる。電波時計ではないけれど、GPSによる補正だからほぼ正確。









GPSはSiRF star IVが搭載されている。SiRF star III搭載の310XTと比較してみたところ、どちらもFirm Up直後の条件下で、310XTが位置測定に8分30秒かかったのに対し、610は1分30秒ほどと7分も早かった。梅雨空で雲が厚かったとはいえ、晴れ間も見えていたので310XTの遅さの方が目立つ。ちなみにFR610の2.20から2.40へのファームアップは通常のdashboardからは出来ず、直接ダウンロードページに行く必要があった。(ここ Forerunner 610 Firmware 2.4) 310XTも3.20から3.70に上がってます.



タッチスクリーンはiPhone 4に比べるとややひっかかりやモタつきが気になるが、むしろ服や雨などによる誤動作を防ぐ意味では良いのかもしれない。


残念ながらバッテリー持続時間は最大8時間なので、ロングのトライアスロンには使えないが、ランだけであれば僕の現段階の使い方では問題ない。(ハセツネとか出る人たちには足りないだろうけど)

また防水機能も生活防水程度なので海では使えず、やはりトライアスロンにはショートでも310XTの出番となる。


ただ、小さいのと、GPS認識が早いのと、デザインから考えると、普段のラン用にはこちらがメインとなるだろう。またトラのラン用予備としても使えるかも。


むしろ新しいアイテムを導入しないと走る気にならない自分の方が問題。


まあ右母趾の爪下出血はあるけど、左膝の腫れは引いたし、ぼちぼち走ろう。

先にも触れたが、普段使いしても違和感ないデザインなのが気に入った。時計っぽくて、ぱっと見ハートレートモニターには見えにくいのがいい。

2011年7月4日月曜日

第3回西海国立公園九十九島オープンウォータースイミング大会(2011年7月3日)

昨年第2回大会は、申し込みしていたものの仕事で行けませんでした。今年も第3回が開かれ、今回は無事参加してきました。2.5km


前日は夕方食事して、十分睡眠をとって、朝は6時起床。おにぎり2個とお茶をもって、7時30分過ぎて出発。予定より30分以上遅れ。


案の定、到着したのは8時55分。集合が9時05分、スタートが9時20分だったから大慌てで受付をすませて、ウェットスーツを着込む。天候は曇りときどきぱらつく程度の雨。水温は24.7℃なので、ロングジョンにした。さすがにスイムイベントだけあって、水着のみが多く、ウェットスーツを着ているのは少数。コースは船着き場に沿ってまず350m泳ぎ、その後、第一ブイを左折。第一ブイから沖合に850m泳いでから第二ブイを左折、100m後の第三ブイを左折して船着場方向に向い第一ブイまで850m泳ぎ、ラスト350mの合計2.5km。

慌てないようゆっくりマイペースで泳いだ。波はほとんどなくプール感覚で泳げたし、水質もかなり綺麗だった。右は突き出した半島の山が見え、左は港、船着場が見えるのでコースを大幅にはずれることはなかったが、右でも、左でもライフセーバーの方から「左左!」、「右右」と注意された。かなり蛇行したのだろう。前回の五島の反省もあり、今回はコンタクトレンズをはめて泳いだのでブイがよく見えた。ワセリン塗っていたが、右肩はやや擦れた。

順位は104位だった。タイムは後日郵送してくれるらしい。閉会式が13時からだったので11時過ぎにさっさと撤収。(下のライフセーバーに囲まれた泳者の写真は2.5km最終泳者:全員の拍手で迎えられていた)


帰宅してレトルトのタイカリーを食して、バイクなどいじっていると、kouseiくんからメールが入り、野母崎一周をすることに。14時に待ち合わせて出走。いきなり10%超の登り坂に連れ込まれ参った状態。以後、茂木のアップダウン、濃い霧の熊岳のアップダウンに圧倒されつつ脇岬へ。販売機でコーラを補給し高浜、野母崎、岳路を回って長崎市内へ。


ボトル1本落とした。古いボトルだったけど、2007年に最初に購入したボトルで4年使用したものだった。Polarのクマの青いラベルは擦り切れていたが愛着はあった。


61km / 2hrs54min.の走行。

kouseiくんちでビール、焼酎(大分の麦焼酎「銀座のすずめ」41度)をあおって、22時頃には就眠。


その他の写真

2011年6月24日金曜日

第1回五島長崎国際トライアスロン大会(2011年6月19日)

6月15日水曜日、kouseiくんに依頼し、着替え、空気入れ、ケースに入れたヘルメット、シューズ、ウェットスーツ、バナナなど食料、水を宅急便で送った。

6月17日金曜日朝4時に起床。体重は68kg。6時40分には家を出た。簡単な着替えとサイコン、受付書類を詰め込んだトランジションバッグを背中に背負い、自転車を梱包したケースをゴロゴロ押して、早朝の電車で出島まで。フェリー乗り場まで行く間も小雨が降っていた。奇数日の朝第一便は新しい「万葉」の予定だったはずだが、古い「つばき」だったのでがっかりした。海は多少波があり船は揺れた。kouseiくんと話したり眠ったりして3時間30分後に福江港に到着。着いたらすぐに「うま亭」にてアジのみりん干し定食を食べたが、二匹はちょっと多かった。kouseiくんは焼きサバだった。その後、三國にチェックインし自転車を組んだ。それから、文化会館まで歩いて行って受付を済ます。参加人数が以前の半分のせいか、人出が少なく、出店も少なく、何か寂しい印象だった。何も予定がなかったので、kouseiくんに誘われるまま、ランコースのバイクでの試走に出かけた。約1時間かけて回り、16時からの説明会に参加。真くんに遭遇。やっと到着したばかりの感じだった。17時には終了し、一旦宿へ戻り、18時位から食事。3月にも訪れた心誠で食事をとった。その後、ラウンジに行って宿へ。




6月18日土曜日寝不足な感じで4時30分起床した。シャワーを浴びて、ごろごろして、7時に朝食。外は雨。かなり降っていた。レンタカーを借りて、7時20分頃出発、7時45分頃、富江港に到着。雨はひどく、それでも試泳する人も多かった。少し小降りになったが、この日は結局泳がなかった。トーンダウンしながら、福江に戻り、12時40分頃、バイク、ランバッグを預託した後、昼食は「うつみ」で辛チャンポン、チャーハンセットを食べた。午後はビニールとテープを購入して、再び富江港に向かい、雨の中、海に隣接したトランジションエリアに放置してあるバイクにカバーを掛けに行った。夕方、S介くんと合流し、18時過ぎに夕食を一緒に食べた。アルコールは抜き。その後、19時には宿に戻り、風呂に入り、20時には床に就いたが、眠れず。眠ろうとしてもそのまま眠れず、ようやく1時30分頃うとうとしたが、3時30分にはまた目が覚めた。「ああ、この睡眠時間では駄目だ。」と思ったがとき既に遅し。4時10分に、kouseiくん、S介くんと近くのほか弁に朝食を取りに向かったが、全く食欲なく、ほとんど入らず。




6月19日日曜日、とうとうほとんど眠っていないまま、5時10分頃、kouseiくんの運転で、俊介くんと3人で富江港に向かうことになった。雨はまだ降り続いていた。バイクバッグを所定の位置にかけ、バイクを押して行きメイストームの大西さんに見ていただいた。時間ギリギリにウェットスーツに着替えて、スイムバッグを預けた。今回はトライスーツは中に着こまず、裸に直にウェットスーツを着た。水温は19度7分でやや低め。気分も低め。寝不足で頭はくらくら。DNSもかなり考えたが、ひとまず水には浸かってみようと決心した。5分ほど試泳したら、ちょっと寒気がした。どうやら体温が低めでまだ身体のwarm upも出来ていないらしい。スタート地点にもどってきてしばらくすると、やがて6時45分となり入水が始まった。kouseiくんと共に入水。エリートやエイジグループの後方につく。ほとんど最後尾。7時スタートのラッパがなる。

だらだらと1600mほど泳いでみたが調子出ず、寒気と気管支狭窄したような咳が出てきたのでDNFを決めた。手を上げて「やめまーす」とライフセーバーに伝えた。岸まで連れていってもらい、38度前後のお湯のお風呂につかり温まった。ここでやめたらバイクはどうなりますか?と尋ねると、「帰りは自走です。」とのお返事。それならと調子がでないながらも、そのままスキップ制度でバイクから開始することにした。着替えを済ませ、DNF、スイムスキップしたみなさんが8時25分頃にバイクスタートするのを見送り、こちらは20分ほど待ってkouseiくんがスイムアップするまで待ち、自分はもうすでにスイムを途中でやめてスキップしたことを伝えた。その後、8時45分過ぎ頃バイクスタートした。

とりあえず福江まで帰るか、それともエイドに預けたボトル入りのスペシャルバッグを受け取ろう程度に思っていたので、バイク用のフル装備をし、シューズカバー、ウインドブレーカーまで着こみ、(なのにグローブは忘れ)出発した。全くとばしてないのに調子はやはり一向に上がらず、むしろ息苦しくなってしまった。咳もまだ出る。「ウインドブレーカーは腕にぴったりくっつき皮膚呼吸でも妨げているのだろうか、まさかな? 蛙じゃあるまいし」など考えながら、二本楠に向かったが、ずっときつかった。玉之浦抜ける辺りでkouseiくんに追いつかれた。その後、ようやく荒川温泉近くのエイドにたどり着き排尿し、後ろポッケに忍ばせていたジェル2本、バー1個を平らげるとなんだか元気が戻ってきた。とりあえず回れそうな感じがしてきたので、スペシャルバッグはまだ受け取らず、2周目にもらうことにして再出発した。ウインドブレーカーは脱いでバックポケットにしまいこんだ。





腹もいっぱいになり栄養が回り始め少し元気になったが、睡眠不足であるし、路面コンディションは極めて悪いのでブレーキミスをしないよう曲がり角では十分減速しながら周回を続けた。三井楽の辺りで、後方から今回優勝のかぼすくんが抜いていったのでちょっとだけ挨拶した。彼はもう2周目だ。こちらもようやく2周目に入り腕に青の輪っかをもらい、再びエイドへ。15分ほど休んでゆっくり昼食をとった。おにぎり2個、ジェル3本、バナナ2本。摂り過ぎなのは分かっていたがやめるつもりだったので荷物を減らしとこうと思った。ボトルを1本追加し結局3本のボトルを持って再出発。2週目は岐宿の辺りだったろうか、これまたかぼすチームの真くんが3周目を終えパスして行った。







こちらは黄色の輪っかをもらい、ようやく3周目。一杯食べたせいか元気が出てきた。きっと1, 2, 3週目と尻上がりにタイムが上がったようだった。天候も雨足は弱まってきていた。寝不足で疲れているのを忘れないよう気をつけながら走った。3週目の赤い腕輪っかをもらい、二本楠から左折し例の水車小屋を抜け福江に戻った。市内の川沿いの道でようやくkouseiくんに追いついた。

結局、バイクパートは175.5m、7時間12分、移動時間6時間57分、平均時速24.3km/h、平均移動速度25.2km/hで終了。







脚は疲れていたが、なんとか走れそうな感じだった。雨でかなりふやけていたが、雑巾で拭いて、5本指ソックスに履き替えて、kouseiくんには着替えで追いつかれ、16時20分前後によろよろスタート。距離稼ぎの空港回りはちょっと登りもあり、先を行くkouseiくんとの差は広がるばかり。どうせDNFだから結果は伴わないが時間内完走を目指して続けることにした。最初は7分/km、徐々に落ちて8分/km、9分/km、10分/kmとなり、まるで歩くようなペースとなったが、なんとか止まらず継続し、24km走ったところで反射板の腕輪をもらい、2周目。またまたラン用スペシャルバッグをもらい、おにぎり1個とジェルを摂取しパンは捨てた。ごまかし、ごまかしランを続け、ちょっと遅れ気味になって、時間的に完走も危うくなったので、30km位からはペースを8分/kmに戻し、38kmまで走った。なんとか間に合いそうな時間になった。そのまま40km、41kmと進んだがペースを上げることができたのは、最後の500m程度だった。21:44頃ゴール。ランタイムは5時間30分くらいか? なぜかFR310XTのログが壊れていた。不思議とGPSは残り、記録は一部してあるようだ。おまけにバイクログでも前日土曜日に使用した別のハートレートモニターの設定を戻し忘れていて行程の半分以上心拍ないし。

S介くんは11時間53分、kouseiくんは13時間35分で無事完走。






写真 Picasa Photo

Garmin Bike Log Edge800


結果はDNF。これは仕方ない。大きな主原因は前日の寝不足。小さな原因としてはスイム練習不足、ラン練習不足、心肺機能の鍛錬不足がある。更に、レース中の食事摂取し過ぎ。初となる長距離ロングトラに対する不安感からくる食べ物、飲み物の持ち過ぎ、余分な衣服着過ぎ。

左膝は幸い少し腫れたくらいにとどまり、腰、大腿の筋肉痛も最低限程度で日常生活にはさほど支障なかった。ただ、ふやけた足で走ったので右母趾の爪は爪下出血。これはまた直に剥げそうだ。

完走率は72%程度だったときく。スイムをきちんとこなしていればと思うが、あの時点ではやはり無理だったと今でも思う。

ロングのトライアスロンに出る人たちだけあって、参加するみなさん全てがよく鍛えてここにやってきたのが観ただけでわかった。今までの大会とはかなり趣を異にした。次回への反省点は、前日、飲酒しない場合、短時間作用性の睡眠薬を持参した方がよいなということと、天候次第でボトルは減らす必要があること、また、食べ物はそれほど準備しておかなくても十分まかなえることがわかった。また衣服も最低限とすべきであり、極力シンプルにすべきであると思った。どれだけ無駄なものを省いて単純化できるかというのがかなり大事なようだ。すべてを打ち捨てるのではないが、必要で十分なものだけを厳選して準備できるようにしないといけない。それも天候によって異なることを学んだ。DNFしたけど自分にとっては実りの多い大会だったと思う。

ジオターゲティング