2011年10月11日火曜日

ツールド佐伯 2011 Sコース(2011年10月9日)

8月のお盆も過ぎた位だったろうか、突然自宅に一通の封書が届いた。ツールド佐伯と書いてある。はてさて、出たことのない大会から何故?と思ったが、封を開いてみると「今年はツールド国東の参加者名簿から調べて発送しました」とのこと。更には、特別にSコース190kmというのが設定されていて定員50名とある。昨今の自転車ブームでこういうイベントの受付はあっという間に満杯終了となるのがほとんどなので、早速申し込みを済ませた。ただ、時間制限が厳しく、朝9時スタートで、午後17時ゴール必須とのこと。8時間で190km。エイドもそこそこにして、余り停まらず走り続ければ行けないことはないだろうけど、ちょっと厳しくね? でも最大標高200m前後の山が5つ程度で後はフラット。楽勝、大丈夫でしょうと簡単に考えていた。



誰か行くかなと思っていると、早速kouseiくん、bb1さんが出走表明。今年の5月にはこのお二方と島根県まで行って石見グランフォンド200kmにも出走している。




10月5日水曜日、夜19時過ぎ、kouseiくんが自転車とヘルメットなど装備一式を持って家までやってきた。木、金が仕事で土曜日福岡出発となるため、先に荷物を受け取り一緒に運ぶ算段。荷物預けた後はランに行ったようだ。




10月8日前日は昼間で仕事して昼飯はほか弁。午後諫早から高速に乗って出発。小郡でkouseiくんを拾って再び高速へ。大分に到着したが、ここから更に90km南下する。佐伯の最終インターで降りて後は下道を行く。本当は佐伯-蒲江間は国道388号線を通るのが近いのだが、Sコースの最後のルート、県道37号線を通って確認しながら、かまえマリンカルチャーセンターに到着したのが、15時30分頃。既に到着していたbb1さんと合流し一緒に事前受付を済ませた。折角なので一緒に夕食を取ることにした。今度は388号線を通ってSコースの最初の方を見ながら佐伯市へ。道の駅やよいで入浴をすませ、バタバタと宿、金水苑にチェックイン。既に17時55分なので、慌ててタクシーに飛び乗り、竹寿司へ。kouseiくんと僕はビール、日本酒、bb1さんはお茶で、刺身、寿司、天ぷらなどたくさん食べて腹一杯。タクシーで佐伯駅まで戻ったところで、kouseiくんの電話がなり、店に携帯忘れてますとのこと。僕のiPhoneだった。そのまま取りに戻り、結局また往復して、宿のそばの居酒屋で余り美味しくない枝豆とビールでしめて23時過ぎころ部屋に戻った。



10月9日朝は6時に朝食を頼んでいた。5時前には起きて入浴し和食をたべ7時頃出発し蒲江へ。約35分ほどで到着。既にマリンカルチャーセンターの駐車場は一杯で、奥の方の野球グラウンドの駐車場へ案内された。



自転車を降ろし、空気を入れて会場へ。kouseiくんはDHバーを装着セッティングした。8時30分から開会式があり、55分くらいに終了。おいおいもう5分後スタートだよ。その僅かな間に身体軽量化を済ませ、列にならぶ。今回は五島以来のOrduを持ち出して、後輪にはZIPP1080を履かせた。前日にコースの一部を見て急坂多そうであればより軽いホイールに付け替えようかと404も持参していたが、たいしたことなさそうと判断しそのまま出走。これが実は大きな間違いだったと、スタート直後すぐに実感した。



9時きっかりにスタートのピストル。一斉にスタートするが、先導バイクが慣れてないのか、引く速度が一定していない。離れすぎたり近すぎたり。最初から先頭に出てガンガン漕いでいたら、8kmくらいで既に脚が終わった。両方フクラハギが妙な突っ張り感。3年半前に初めて天草を走ったときのような違和感が出た。ツリそう。ヤバシ。速度を落として先頭集団から離脱した。早くも単独走行となりおそらくSコース中盤やや前くらいで山を登り途中から右折。18km地点、空の公園の第一エイドは当然パス。




この後、海岸沿いを鶴御崎という灯台がある東の方に向かって走るのだが、この辺りからサイコンの距離表示がおかしいのに気づいた。どうも短め。ケイデンスセンサーも入ってない。長いくねくねした細かなカーブが続く海岸沿いの平坦路が終わると、結構な登り坂の始まり。斜度はさほどない感じでせいぜい11-12%程度だろうけどZIPP1080の重いことといったらなかった。ギアは12-25をつけているのだけれども25に入れてもちっとも軽く回せない。



頂上付近エイド2km手前では早速折り返した先頭集団とすれ違った。ということは45km前後走行で既に4kmの差。45km第二エイド直前ではbb1さんとkouseiくんとすれ違う。第二エイド鶴御崎では3杯の給水とバナナを頂いて出発。下りはかなり急カーブが多く、TTマシンでは曲がるのが恐怖だった。停まるようなスピードまで落として下る。その後、再び海岸沿いを走り、70km第三エイド吹灘防災公園に到着すると、kouseiくんとbb1さんは昼飯食べていたので合流し、うどんとアジの寿司5カンをいただく。給水し再出発。この時点ではサイコンは更に狂い60km辺りを指していた。既に11時35分くらいだったのでこのペースはヤバい、間に合わないと思った。しかし結局サイコンの距離が狂っていたので何キロ走っているのかさっぱりわからない。本当は80km近くだったようだ。88km地点の第四エイド、上浦B&Gはすっとばした。この大会は変わっていて、Sコースは70km地点、88km地点の二箇所で昼食が摂れる。二つとも食う人は居ないだろうけど、どちらか選べるというのは悪くない。



佐伯市内を出ると北に向かい、津久見へ。いくつもの比較的長いトンネルをくぐるためか、距離表示がますますおかしくなっていく。津久見手前で折り返し再び佐伯市内へ。113km地点第五エイド、やよいスポーツ公園で停まり補給。しばらくゆっくりしているとkouseiくんも到着。ちょっとお先にbb1さんと再出発。123km地点第六エイド、本匠大水車はパスして走り去ったが、後からkouseiくんはそこも停車し竹に詰めた押し寿司をいただいたそうで、これがたいそう美味かったとのこと。食べたかった。



佐伯市内の川沿いの土手は狭いながら、唯一といっていいくらい、TTポジションが合う道だった。写真はbb1さん撮影。

だらだら登る宇目への坂はキツクはなかったが、スピードは乗らず、bb1さんにつきあってもらいながらこなした。下りに入るとTTバイクはさすがに速い。しかしアップダウンが多く、TTバイクの優位性を感じる場面は今回余りなかった。むしろリアホイールの重さに脚が疲れてしまった。バイクとランで使う筋肉がかなり違うのは分かっていたが、最近、同じバイクでも、MTB、ロード、TTポジションそれぞれで全然違うと感じる。TTはTTの練習をしないと力がつかない。2日経った今、大腿前面に張りが強い。どうやら大腿四頭筋を主に使ったようだ。




142km第七エイド、宇目交差点ではbb1さんがリアディレイラーの調子が悪いらしく、調整するも余り変わらず。ここを左折し、155km第八エイド直川まるごと市場では、大きなカブトムシのモニュメントを観た。bb1さんが買ってきたコーラを二口ほど頂いた。エイドのノンアルコール甘酒がたいそう美味しかった。kouseiくんも追いついてきて、ここから三人で走る。



佐伯に戻り170km第九エイド、総合運動公園ではみかんを頬張り、ちょっとゆっくりして最後の20kmに向かう。蒲江への最後の坂、ほとんどだらだら坂の標高約240mを登り、下りへ。16時45分、制限時間15分前になんとか完走。



エイドに6つも止まったとはいえ、そんなにゆっくりはしていない。bb1さんはまだまだ余裕ありそうだけど、kouseiくんとか、かなり走れるサイクリスト達が制限時間ぎりぎりの大会ってすごくない!? SコースというよりMコース。 疲れました。 思ったより細かなアップダウンがあり堪えました。 おまけに長崎いや大分からですらかなり遠いし。 帰りは大分市内で一泊してテキーラ呑んで翌日帰りました。テキーラのボトルは前回の失敗で反省し、一本半位で切り上げ。



最終的には申し込み枠にはかなり余裕があったようだ。募集50人までのS(M)コース190kmは41名、Aコース160kmが募集450人ののところに190名、Bコース100kmが募集400人に283名、Cコース26kmが募集100名に78名。主だった分かれ道には誘導が必ず立っていて間違えることは少なかった。 エイドは十分過ぎるくらい。 出来ればコーラを置いて欲しかった。 道はやや荒れてるところがあり怖かった。

20度前後の気温だったので、ボトルは5回ほど入れてもらい、片方は常に余った状態。750mlx5、プラスコップの水軽めに15杯くらい。昼はうどん、寿司のみと少なめで、乾燥梅干3個、ジョミ3本。ジェル1本。ちょっと補給不足だったようだ。





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